「せっかく走る気になっても、雨だとテンションが下がる…」
そんな梅雨のランナーにこそ知ってほしいのが、濡れても不快になりにくい“快適ウェア選び”のコツです。
とはいえ、実際には「どうせ少しは濡れるよね…」というのが本音かもしれません。
この記事では、雨の日でも“走ってよかった”と思える撥水ウェアや靴下の選び方に加えて、
帰宅後すぐ快適に過ごすためのちょっとした準備の工夫まで、まとめてご紹介します!
この記事でわかること
- 梅雨時期でも走るための考え方と素材選び
- 撥水ウェア・吸湿速乾ソックスのポイント
- 雨の日ランニングにおすすめの便利アイテム3選
- 走ったあとの不快感を減らす「帰宅後の準備術」
梅雨でもランニングを続けたいあなたへ|快適さがカギ!

梅雨の季節でも、雨の日でも「できれば走りたい…」という気持ち、ありますよね。
でも実際は、濡れた服がベタベタして冷えたり、靴下がぐっしょりになると、それだけで気持ちが折れてしまうことも。
そんなときに大事なのは、「濡れないようにする」ではなく、「濡れても不快になりにくい服を選ぶこと」です。
綿素材はNG!濡れると重く冷えやすい
Tシャツや靴下に多い綿素材は、水を含みやすく、いったん濡れると重たくなり、なかなか乾きません。
そのうえ体温を奪いやすいので、汗冷えや肌トラブルの原因にもなりがち。
雨の日ランでは避けたい素材のひとつです。
撥水・速乾素材が梅雨ランの味方!
「防水」素材は完全に水を通さない反面、ムレやすくて重たくなることも。
一方で「撥水」素材は、軽くて汗抜けも良く、小雨程度ならしっかり対応できる実用的な選択肢です。
特に梅雨のような「降ったり止んだり」「走ってる途中で急にパラつく」といったシーンでは、
気軽に羽織れる撥水ジャケットや、すぐ乾く速乾素材のウェアがぴったりです。
雨でも走りやすい!撥水ウェア&靴下の選び方
「撥水ってどんな素材?」「靴下まで変えるべき?」
ここでは、雨の日に快適さを保つための基本アイテム選びを紹介します。
撥水ジャケットは「軽さと通気性」がポイント
おすすめは、ウインドブレーカータイプの撥水ジャケットです。
ポイントは以下の3つ。
- 軽くてコンパクトにたためる
- ベンチレーション(通気性)ありでムレにくい
- フードや袖の調整がしやすい
特にミズノやアシックスなどのランニング向けモデルは、走る動作を妨げない設計になっていて快適です。
吸湿速乾ソックスで「濡れた不快感」を減らす
靴下も重要なアイテム。雨の日は特に足まわりが濡れやすい=不快になりやすいので、
素材選びで差がつきます。
おすすめは、メリノウール混紡やナイロン製の吸湿速乾タイプ。
濡れても肌に張りつきにくく、汗を逃がしてくれるため、蒸れや冷えを防いでくれます。
また、くるぶし丈よりも少し長めのタイプを選ぶと、水はねの影響も減らせて安心です。
インナーは「汗冷え対策」として活用しよう
見落としがちなアイテムがインナーシャツ。
肌に一番近い部分こそ、速乾性と防臭機能のある素材にすることで快適さがグッと上がります。
例えばユニクロのエアリズムやCW-Xの機能性シャツやファイントラックのベースレイヤーなどは、薄くても汗冷えしにくく、ランナーからも人気です。
梅雨ランにおすすめのアイテム3選
「これがあるだけで、雨の日のストレスが減った!」というアイテムを厳選して紹介します。
撥水ジャケット(ミズノ・アシックス)
軽くて風も雨も通しにくい、ランナー向け撥水ジャケットは1枚持っておくと便利。
使わないときは小さくたためてポーチに入れられるモデルもおすすめです。

② 吸湿速乾ソックス(メリノウール or ドライフィット)
濡れても肌に張りつかず、走っている間も快適。
長時間走る人や、靴ズレが気になる人にも◎。

機能性インナー(ユニクロ・CW-X・ファイントラック)
汗をすばやく逃がし、肌が冷えるのを防いでくれるインナーは、雨の日ランの快適さを大きく左右します。
ユニクロの「エアリズム」やCW-Xのコンプレッション系に加えて、
登山やトレランでも使われる“ファイントラック”のベースレイヤーもおすすめ。
特にファイントラックは「ドライレイヤー」と呼ばれる汗を肌に残さない仕組みが特長で、
汗冷えしにくく、雨で濡れてもサラッとした着心地が続くのが魅力です。

雨の日こそ快適に!服装と準備でストレスを減らそう

ウェアや靴下選びで快適さを確保するのはもちろん、
「帰宅後にすぐシャワーやお風呂に入れるようにしておく」ことも、雨の日ランを気持ちよく締めくくるコツです。
例えば、出かける前に玄関にタオルを置いておく、着替えを脱衣所に準備しておく、
そんなちょっとした工夫だけでも、ラン後のストレスはグッと減らせます。雨だから走れない…ではなく、
「どうせ濡れるなら、気持ちよく走って気持ちよく終わろう」。
梅雨の時期こそ、走る環境と準備を整えることで“続けられる”ランニング習慣を手に入れてくださいね。