ようやく暑さが和らぎ、ランニングを再開&本格的に走りやすい季節になってきましたね。
でも、「体が重だるい」「走るとすぐ疲れる」と感じていませんか?
それ、実は夏に蓄積した疲れが秋に表面化しているかもしれません。
この記事では、夏の疲れが残りやすい理由から、ランナーに必要な回復習慣・アイテムまでを網羅的に紹介します。
気持ちよく走り始めるために、ぜひ今日から意識してみてくださいね。
この記事でわかること
- 夏の疲れが秋に出やすい理由
- ランナー特有の“隠れ疲労”サインとは?
- 食事・睡眠・ストレッチなどのリカバリー習慣
- 疲労回復に役立つアイテムも紹介
目次
🌀 夏の疲れは秋に出る?その理由をチェック

秋になると気温が落ち着き、身体も楽になるはずなのに「なぜか疲れやすい」「やる気が出ない」……。
それは、夏に無理をした代償が“今”になって出てきている可能性があります。
ランナーにとって、暑さの中での運動は想像以上に負荷がかかっています。
まずは、夏の疲れが秋に出やすい理由を3つに分けて確認しましょう。
自律神経の乱れと「気温差疲労」
夏の暑さに耐えるために、私たちの体は自律神経がフル稼働していました。
秋になると朝晩の寒暖差が大きくなり、自律神経が乱れやすくなることで「だるさ」「眠気」「頭がぼんやりする」などの不調が出てきやすくなるといわれています。
特にランナーは、汗をかくことでさらに体温調整を強いられているため、より影響を受けやすいんです。
夏場の無理なランで「隠れ脱水」も
「走るたびに水分はとってたから大丈夫」と思っていても、実は軽度の脱水状態が続いていたという人は多いです。
水分だけでなく、ミネラル(電解質)も一緒に失っていた場合、血流が悪くなり、疲労物質が体に残りやすくなります。
秋に入っても、倦怠感が抜けないときは「隠れ脱水」を疑ってみましょう。
睡眠の質が落ちていた人も注意
夏の夜は寝苦しく、クーラーをつけっぱなしで寝ていた方も多いはず。
どうしても睡眠の質が落ちる人が多く、その影響で、疲れを回復するホルモン(成長ホルモンなど)の分泌が減っていた可能性も。
結果として、秋に入っても「朝起きてもスッキリしない」「疲れが抜けない」という状態が続きやすくなります。
🍚 ランナー向け!秋の疲労回復に効く生活習慣

「なんとなく体がだるい」状態が続くと、気分も落ち込んでランのモチベーションも下がってしまいますよね。
でも大丈夫!ちょっとした生活習慣の見直しで、疲労回復はグンと進みます。
ここでは、食事・入浴・運動といった3つのポイントに分けて、今日からできる回復習慣をご紹介します。
ビタミン&ミネラルで内側からサポート
疲労回復のカギは「栄養素のリセット」。
とくにランナーは、汗と一緒に流れ出たビタミンB群(特にB1)、ミネラル、クエン酸の補給が大切です。
おすすめの食材は以下の通り👇
- 豚肉・玄米(ビタミンB1)
- 梅干し・レモン・酢(クエン酸)
- バナナ・納豆・海藻類(ミネラル)
忙しい人は、栄養ゼリーやサプリを上手に使うのもアリ。食事の補助的に活用していきましょう。
湯船+ストレッチで“翌朝すっきり”を作る
秋はゆっくりお風呂に浸かるのが気持ちいい季節。
ぬるめのお湯(38〜40℃)に10〜15分ほど入ることで、自律神経が整い、体の深部まで温まります。
その後に軽いストレッチを加えると、血流がさらに良くなり、疲労物質の排出がスムーズに。
眠りの質もアップするので、翌朝のスッキリ感がまるで違いますよ。
軽いジョグで血行UP → 回復促進効果の期待も◎
「疲れてるから完全休養しようかな…」という日もありますよね。
でも、軽い運動(疲労抜きジョグ)は逆に回復を早めてくれることもあるんです。
目安は“鼻歌うたいながら走れるペース”で20分程度。
血流をよくして、筋肉や内臓に酸素と栄養を送り、疲労物質の代謝を促してくれます。
💊 これは便利!疲労回復を助けるおすすめアイテム

「食事も睡眠もがんばってるのに、まだ疲れが抜けない」――そんなときは、回復をサポートするアイテムに頼るのもひとつの手。
使いやすくて続けやすいものを中心に、ランナーにぴったりのリカバリーグッズを紹介します。
クエン酸入りドリンク・ゼリー
走った後の回復にぴったりなのが、クエン酸入りの栄養ゼリーやドリンク。
有名どころでは「ザバス アクア」や「アミノバイタル ゼリー」が手軽で飲みやすいです。
トレ後すぐの補給で、疲労の蓄積を防ぎ、次の日も軽やかに走れますよ。
マッサージガン・フォームローラー
筋肉のコリや張りを感じたときは、振動マッサージガンやフォームローラーがおすすめ。
ふくらはぎ・太もも・ハムストリングなど、疲れやすい部位をケアすることで、回復スピードが段違いに変わってきます。
快眠サポートアイテム
秋は眠りを整えるベストシーズンでもあります。
最近では、グリシン入りのサプリや、目元を温めるアイマスク、リカバリーウェアなど、快眠をサポートするアイテムが豊富です。
「寝るだけで疲労が抜けていく」――そんな体づくりをしていきましょう。
❓ Q&A:疲労回復ランって効果あるの?
最後に、ランナーの間でよく話題に上がる「疲労抜きジョグ」についての疑問にお答えします。
休むべきか、軽く走るべきか――正しい使い分けを知ることで、無理なく効率よく回復できますよ。
疲労抜きジョグの適切なペースや時間は?
「がっつり走る日」とは分けて考えましょう。
目安は心拍数が上がりすぎない強度で20〜30分程度。
ペースで言えば、普段のジョグより1〜2段階ゆるめを意識すると◎。
筋肉痛がある日は休んだほうがいい?
筋肉痛が“ズキズキするような強い痛み”なら、完全休養を。
でも、軽い筋肉痛ならストレッチやウォーキング程度の軽い運動で血流を促すと回復が早まる場合もあります。
無理せず、体の声を聞きながら調整しましょう。
🍁 秋ランをもっと気持ちよく走るためにできること

「秋からまた走り始めたい」「もっと軽やかに走りたい」――そんな思いがあるなら、まずは身体のリセットから。
疲れをしっかり癒してこそ、前向きな一歩が踏み出せます。
季節の変わり目を味方につけて、今の自分に合ったペースで、秋ランを楽しんでいきましょう!